JR、大手私鉄車両動向ー11月時点の現状(西日本編)

先日公開したJR及び大手私鉄の鉄道の車両動向予想‐西日本編 - akaden101の雑記帳の「答え合わせ」です。

西日本は五輪開催を控える首都圏より比較的動きが少ない故に、想定外の動きはそれ程多く見受けられませんでした。

 また、写真は使い回しですが、私自身関西地方は通過したことしかない為、写真がほとんどありませんのでやむなく使いまわしております…

 

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写真使いまわしですみません…(2019年撮影)

JR東海

 HC85系は予想通り増備ペースが落ちている…というか今年に入ってから納入されていないようです(日車公式HPより)。東海道・山陽新幹線N700Sは増備継続中のようですが、それ以外の大きな動きは無さそうです。

JR西日本

 117系改造車「West Express 銀河」が9月にデビューしました。しかしながら、ほぼ同世代の185系が置き換え進行中であることを考慮すると、今後が気になるところです。

 また、225系も増備は再開したようです。というのも、おおさか東線で使用中の201系は制御装置のスイッチング素子が旧式で、入手が困難なので置き換える必要があるのです。おそらく221or223系をどこかから玉突き転配して置き換えるものと考えられます。

名鉄

 9500形はやや低調ながら増備継続となりました。名鉄回生ブレーキの使えない6000形を淘汰して諸費用の節約とする道を選択したことになります。1700形置き換えは昨年度中に完了していた様で、コロナ禍の影響はなかったようです。

京阪

 京橋駅等にホームドアを設置する、つまり5000形置き換えには変わりないようですが、公式HP等を見ると3扉車同士でも扉位置が異なる模様です。従って、5扉車の5000形だけでなく一部旧型車も追加で置き換えとなり得ますが現在は何の発表もありません。

南海

 運用離脱した南海6000形が大井川鐡道へ譲渡されました。また、8300形が高野線で試運転しているのが目撃されたものの、今年1月のことでした。その後も8300が継続して増備されているという情報は確認できておりません。

阪神

 武庫川線に5500形が導入されたことはご存じの方も多いかと思います。

 しかし、5700形増備の情報が2月以降途絶えており、導入ペースダウンと考えられます。しかし、ひっそりと増備している可能性も否めません。

 阪急

 結局1000系列の増備は継続の模様です。同社にはまだ抵抗制御車が少数ながら在籍しており、それらを淘汰する計画のようで、阪急公式HP内にもそのような記述(下記リンク)があります。

 

 関東地方在住の私には現地調査できないことから情報の精度はやや悪いものとなっております。ご了承ください。

 最後になりますが、東京・大阪・北海道等では新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあり、「第3波到来」ではないかという声もあります。

 お出かけの際にはマスク着用、手の消毒等、十分注意してください。

 

参考:1000・1300系車両を増備しています|阪急未来線|阪急電鉄

 

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